森町– 8/19(土)-20(日) –

「第0回 北海道まある+映画祭」の2カ所目は、道南の森町です。

アクション超大作から、ファミリーで楽しめるアニメーションやファンタジー、社会派ヒューマンドラマ、そして森町の風土にちなんだ作品まで、バラエティに富んだ上映作品を揃えました。町民の皆様はもちろん近隣市町村の方もぜひお越しください。

2日目の20日(日)には「もりもり盛り上がって三業まつ」も開催されますので、お帰りに映画もお楽しみください。

開催概要

会期2023年8月19日(土) – 20日(日) 2日間
会場森町公民館
北海道茅部郡森町字御幸町132 TEL 01374-2-3479
料金(1作品)大人1,000円(オープニング上映及びクロージング上映は800円)
中高生500円
小学生以下無料
前売券発売中
岩島商店(森町字御幸町116)
丸大大須賀商店(森町字砂原4丁目49番地)
星組渡辺土建(森町字上台町1番地)
オンラインPassMarket)でもお求めいただけます。
※当日券も同一料金で鑑賞いただけますが、枚数に限りがございますのでお早めに前売券をお求めください。

上映作品

○オープニング上映(上映前にZEELE MORIによるダンスパフォーマンス披露)

世界中で大ヒット!ミニオンズのおかしさ・かわいさ最高潮!

©2022 Universal Studios. All Rights Reserved.

上映日時8月19日(土) 9:30〜11:03
(オープニングパフォーマンス+88分)
作品名ミニオンズ フィーバー(日本語吹き替え版)
監督カイル・バルダ
作品紹介ユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・スタジオが⽣んだ⼈気キャラクターのミニオンを主役に描く⻑編劇場アニメ「ミニオンズ」の第2弾最強最悪のボスに仕えることを⽣きがいとするミニオンたちが、なぜ怪盗グルーをボスに選んだのか、そしてグルーはどのようにして⽉を盗むほどの⼤悪党になったのか、その謎が明らかにされる。
ここが観どころ⽇本語吹き替え版は笑福亭鶴瓶がグルー役を引き続き担当し、市村正親、尾野真千⼦、渡辺直美、⽥中真⼸、速⽔奨、⼤塚明夫、⽴⽊⽂彦、宮野真守、鈴⽊拡樹、LiSAた豪華俳優・声優陣が集いました。前作を観ていなくても、小さなお子さんでも楽しめます!

いしだ壱成×石田純一、親子初共演! これは、父と息子の〈未完〉の物語。

©2023「 散歩屋ケンちゃん」製作委員会

上映日時8月19日(土) 11:40〜12:56(76分)
作品名散歩屋ケンちゃん
監督寺井 広樹
作品紹介現在、劇場公開中の最新作! 定職に就かず「何でも屋」として働くケンちゃんは、ひょんなことから「散歩屋」をはじめる。それは、お年寄りや引きこもりの人など支援が必要な人々と、時には犬を連れて一緒に歩くという仕事だった。さまざまな事情を抱えた、一癖も二癖もある客たちと出会うなかで、ケンちゃんは生き別れた父への思いを募らせる。そして、ある出来事をきっかけに、ケンちゃんは父への思いと向き合うことになる。
ここが観どころいしだ壱成と石田純一が父子で初めて共演し、銚子の街を舞台に父と息子の再生を描く物語。千葉県銚子市のローカル鉄道・銚子電鉄が製作した映画「電車を止めるな!~のろいの6.4km」で原作・脚本・プロデュースなどを務めた寺井広樹が自らメガホンを取り、銚子電鉄の開業100周年を応援するために企画・製作した。キャストはグルメ漫画界の巨匠・ビッグ錠、フォークシンガーの友川カズキ、女優の佐伯日菜子らが出演し、撮影は『カメラを止めるな!』で撮影監督を務めた曽根剛が担当。

あとを絶たない児童虐待 —— 社会の闇に挑む衝撃の話題作

©2021「189」制作委員会 ヴァンズピクチャーズ

上映日時8月19日(土) 14:00〜15:49(109分)
作品名189
監督加門 幾生
作品紹介この子を助けたい! 新人児童福祉司の奮闘をリアルに描いた中山優馬主演の人間ドラマ。児童相談所虐待対策班で働く坂本大河は、ある日、シングルマザーの母親に虐待され、一時保護所にいた4歳の藤沢芽衣を母親の元に帰す現場に立ち会う。翌日、大河は芽衣が亡くなったと知らされショックを受ける。上司の安川から休養を取るように言われる大河だが、生前の芽衣が「家に帰りたくない!」と訴えていた姿を思い出し苦悩した末、辞表を手に職場へ向かう。その時、父親にひどい虐待を受け、病院に搬送された6歳の増田星羅の元へ向かってもらえないかと職場から電話が入る…
ここが観どころ“189”とは児童虐待から“いちはやく”子供を助けるための児童相談所虐待対応ダイヤル。児童相談所の虐待に関する対応件数は年々増え続け、その業務は逼迫しています。この映画は、実際の事件から着想を得て、「児童虐待という社会問題に少しでも関心を持っていただきたい」という想いから作られました。本作を通して、助けを求める子供たちと、その現場で働く人々の現実に触れてください。

人類史に残された最強のミステリー。1万年以上続いた「縄文」という謎に迫る。

©2017rtapikcar,inc

上映後、ゲスト(森町教育委員会 社会教育課文化財保護係 担当者)を迎え、アフタートーク「鷲ノ木遺跡にハマる理由」を実施

上映日時8月19日(土) 16:20〜18:03(103分)
作品名縄文にハマる人々
監督山岡 信貴
作品紹介縄文時代。日本人なら小学生でさえ知っているこの言葉。しかし、その実態は知れば知るほど、謎が多い…というか、実はほとんどが謎。宇宙人地球飛来説を裏付けるような土偶たちをはじめとする奇妙な造形物の数々が膨大に残されてはいるものの、それらが何なのか、21世紀になった今となっても、誰ひとり真実にたどり着けないまま、やはり謎。この映画は縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、さらには文化人やアーティスト、そして縄文に情熱の全てを傾ける人々への取材を経て、その秘密の核心へと迫ってゆく。
ここが観どころ2021年7月、森町の鷲ノ木遺跡もその関連資産の一つである「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界遺産に登録されました。この映画では、学問的な見地だけでなく、自由な視点や発想から縄文の謎に迫ります。皆さんの身近にある鷲ノ木遺跡イカ形土製品の見方もきっと変わるはず!

記憶を失くしたロボットと、ポンコツな大人。人生の宝物を探す感動ファンタジー

©2022映画「 TANG 」製作委員会

上映日時8月20日(日) 11:00〜12:55(115分)
作品名TANG タング
監督三木孝浩
作品紹介日本でもベストセラーとなったイギリスの小説「ロボット・イン・ザ・ガーデン」を、二宮和也主演で映画化。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「思い、思われ、ふり、ふられ」三木孝浩が監督。ある理由から、自分の夢も妻との未来も諦めてしまった春日井健。そんな彼の家の庭に、記憶を失ったロボットのタングが迷い込んでくる。時代遅れな旧式のタングを捨てようとする健だったが、タングが失った記憶には、世界を変えるほどの秘密が隠されていた。
ここが観どころお子さんからお年寄りまで楽しめるファンタジー感動作。可愛らしいビジュアルに加えて、愛くるしい動きや声で観客の心を魅了するタングの正体とは? タングにモーションキャプチャーで動きをつけ、喜怒哀楽と知能の成長を声で表現し、命を吹き込んだ正体は、なんと主演を務めた二宮和也! 主演を務めるだけではなく、相棒のロボット役までも演じることになったのは、なんと本人からの提案だったそうです。そして実は本作の舞台となっているのは…観てからのお楽しみ。

現代を生きる「アイヌ」を映し出した、新しい日本の映画 

©AINU MOSIR LLC/Booster Project

上映日時8月20日(土) 13:25〜14:49(84分)
作品名アイヌモシㇼ
監督福永壮志
作品紹介北海道阿寒湖のアイヌコタンを舞台に、アイヌの血を引く14 歳の少年の成長を描く。父親の死を経験し、友人たちとバンドを組み、進路やアイデンティティーに悩む、そんな普通の中学生の物語である。海外では移民・民族を取り上げた映画は少なくないが、日本国内ではあまり意識されないテーマを繊細に描き切った。 キャストは主役のカント役を務めた下倉幹人はじめ、現地に住むアイヌの方々を起用。リリー・フランキー三浦透子がゲスト出演している。 
ここが観どころ北海道出身の新鋭・福永監督が5年かけて作り上げた長編2作目となる本作は、ニューヨーク・トライベッカ映画祭のインターナショナル・ナラティブ・コンペティション部門に選出され、長編日本映画史上初となる審査員特別賞を受賞。本作で初主演を果たしたのはアイヌの血を引く新星・下倉幹人。演技は初めての彼は、力強い眼差しが印象的な主人公・カントを瑞々しく演じています。

○2本立て上映①

スーパー銭湯を舞台に喪失と再生の二つの時間を描く

© 堀川組「もう一度生まれる」製作チーム、ニューシネマワークショップ

上映日時8月20日(日) 15:20〜15:58(38分)
作品名もう⼀度⽣まれる
監督堀川湧気
作品紹介スーパー銭湯の新⼈清掃員・市川亮太は、清掃の仕事を通して「当たり前の景⾊を保つこと」の難しさを知る。髪の⽑⼀本でも気にする清掃員としての姿勢や、銭湯の⼼臓部でもある「ろ過装置」の存在を知ることで、清掃業やスーパー銭湯の存在そのものにのめり込んでいく亮太。しかし、新型コロナウイルス感染症の影響で、スーパー銭湯は休業を余儀なくされ、営業再開に踏み切ることなく閉店することに。 閉店を前に、亮太と清掃員たちの最期の清掃作業が始まっていく。
ここが観どころ第8回京都国際映画祭入選・優秀賞第32回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭入選。新鋭・堀川湧気監督がスーパー銭湯という空間自体がまるで生きているかのように生まれ変わる瞬間を描き、岩井俊二監督などから高い評価を得て、現在各地の上映会でも話題沸騰中の作品です。

○2本立て上映②

震災で大切なものを奪われてしまった、ある家族の物語。

上映日時8月20日(日) 15:59〜16:47(48分)
作品名うみのこえ
監督高羽 努
作品紹介福島県いわき市に生まれ46年、海の町を見続けてきた監督が描く海への想いと家族の絆。2011年3月11日に発生した東日本大震災から10年以上が経ち、かつての海の町には高い防潮堤がそびえ立ち、海の見えない海の町となってしまった。さらに原子力発電所の事故により先行きが見えず、風評の被害によって地元の魚は避けられ、人々は海から離れ距離をとるようになりました。失ったもの、新たに生まれたもの。今のあなたには『うみのこえ』が聞こえますか?
ここが観どころ今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭ゆうばりチョイス部門に選出された秀作。美しいだけではない海、時に大きな被害をもたらす海に対する憎しみ、それと相反する海への愛着の深さ、どうしても嫌いになれない海への想いは、同じ海のまちである森町の皆様にはきっと伝わるはず。

○クロージング上映

このミッションは生還の可能性ゼロ —— 誇りをかけて、飛ぶ。

© 2022 Paramount Pictures.

上映日時8月20日(日) 17:30〜19:41(131分)
作品名トップガン マーヴェリック(字幕版)
監督ジョセフ・コジンスキー
作品紹介アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。かつてない世界の危機を回避する、絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。ミッション達成のため、チームに加わったのは、トップガン史上最高のパイロットでありながら、常識破りな性格で組織から追いやられた“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。なぜ彼は、新世代トップガンとともにこのミッションに命を懸けるのか? タイムリミットは、すぐそこに迫っていた——。
ここが観どころ全世界が熱狂し、日本でも社会現象とも言えるブームを巻き起こしたアクション超大作。究極の“リアル”を求め、IMAXカメラを機内に搭載し撮影を敢行。全てが今だからこそ最高レベルで実現した、究極のスカイ・アクションをぜひスクリーンでご堪能ください。

主催/北海道まある+映画祭実行委員会・株式会社MACH
特別協力/株式会社ムービーマネジメントカンパニー
後援/北海道、北海道教育委員会、森町、森町教育委員会、北海道興行生活衛生同業組合、北海道新聞社